西陣の商家を見学
2007年08月28日
西陣の「河村織物」さんに行ってきました。
慶応年間から織物商を営み、
現在5代目。
業界でも技術革新が進む中、
あえて「手織り」にこだわり、
独自の技法を駆使した「つづれ帯」をはじめ、
芸術的な織物を作り続けておられます。
店の間があり、お座敷があり、
手入れの行き届いたお庭には
お茶室もしつらえてあります。
そして木戸の向こうには
「織座」と呼ばれる工房が…
中からリズミカルな機音が聞こえてきます。
ここで機織りの様子を
見学させていただきました。
職人さんたちの手許から
繊細な文様が少しずつ織り出されていきます。
その目にも止まらぬ動きにただ呆然。
まさに熟練のワザ!
そして気の遠くなるような手仕事。
1本の帯を織るのに、
簡単なものでも2週間はかかるとか。
一人前の織師になるにも相当修業が必要だそうで、
この道40年、50年という人もザラだそうです。
河村織物さんの作品のひとつ。
その精緻さが、おわかりいただけるでしょうか。
白と銀の糸だけで織られた帯地ですが、
じっと眺めていると、
豊かな色彩が感じられますね。
ご案内してくださったのは、村田さん。
「花十色」という呉服屋の社長さんです。
河村織物さんと特別なご親交がおありだそうで、
一般にはなかなかできない
貴重な体験をさせていただいて、感謝!
それにしても、男の方の着物姿もいいものですね。
村田さんには
9月15日に朱夏で開催する「きものカフェ」にも
お越しいただくようお願いしています。
きもののこと、色々教えてもらえそう。
「きものカフェ」の詳細は、また後日。
Posted by 小梅 at 10:19│Comments(0)
│着物日和
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